飼育日誌 4日目

 

 8月3日  羽ばたき、ミルワーム登場

  

この日もしきりに毛づくろい。ときどき翼を片方ずつ伸ばすようになった。
食欲も旺盛で、鶏のささ身をよく食べた。
ところがフンが急に水っぽくなってしまった。下痢をしているのだろうか。
鶏のささ身の油分があわなかったのかもしれないと思い、その後しばらくすり餌のみ与えて様子をみた。するとフンがいつものプルプルにもどった。

午後、クーラーボックスが届いたので、ミルワームを買いに出かけた。
7分のすり餌も注文しておいたのだが、6分のものしかなかったのでそれを購入。
他の里親さんのサイトを参考に、すり餌にビタミン補給のため青汁を混ぜて与えることにする。
ミルワームは見た目は小さいミミズのようで、つるつるした殻(皮?)に覆われており、腹の前のほうに足が生えている。はっきりいって不気味だったが、ここはヒナの為だと鳥肌をたてながらピンセットでつまんで与える。
顎の強い虫なので、幼鳥の場合、ミルワームの頭をつぶして与えなければならない。
といってもピンセットがつるつるすべって捕まらず、なかなか頭をつぶせない。そのうちに虫は危機を感じて逃げる、逃げる!やっと捕まえてヒナの口へ押し込んで、汗だくになる・・・しかしやはり本来虫を食べる鳥なので、ヒナは喜んで食べているようだった・・・あぶら汗&鳥肌の餌やりだった。
しばらくすると、これまでとは違った色のフンをした。白いものの中にミルワームそっくりの塊が。消化不良でそのまま出てきたのかと、フンを分解してみたが、一応消化は出来ているよう。ミルワームの皮(?)が堅かったのかもしれない。
ミルワームはしばらく常温で置いておくと脱皮して白っぽくなります。これは柔らかく消化が良いので、脱皮後間もないものを探して与えると良いそうです。

この日の昼頃、巣箱の中ではじめて羽ばたきの練習をしていた!羽ばたく度に羽管の くずが舞い上がる。
羽ばたきは楽しいようで、これまで赤ちゃんぽく「ぼ〜っ」としていたのが、少し活気が出てきたようだ。
始めに比べ起きている時間も増え、好奇心が出始めたのか、巣箱やタオル、下に敷いたティッシュペーパーなどをつつくようになった。

 

  

毛づくろいの様子。背中の羽根がだいぶつやつやして黒い羽根に生え換わってきた。
巣箱は駅員さんにもらった箱です。電車のカード(エジプトの写真で2,000円のってこと?)の箱のよう。
巣箱の左におちているのが下痢したフンです。

翼を伸ばす様子。
本来狭い巣の中で育つせいか、片方ずつ伸ばしている。
伸ばすと意外とおおきな翼。
前日の写真と比べても目に見えて羽根が伸びている。日々成長目覚ましい。

 

 

 

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