飼育日誌 11日目

 

 8月10日  お散歩

 

過去の日誌にも書きましたが、つばめを外の世界に触れさせるのは良い事だそうなので、急に飛んで行かないように洗濯ネットの目の粗いのに入れて外に連れ出しました。
鳩やスズメが飛ぶのを見て自分も羽ばたいたり、虫を目で追ったりしていました。

方向転換が上手くなり、往復飛びができるようになった。ひとり餌はミルワームをスプーンに乗せた状態で練習しているがまだ出来たり出来なかったり。食べ不足が心配なので、ついピンセットで与えてしまう。はじめの内は挿し餌(口にいれて与えること)で補って良いらしい。この日はミルワーム40匹、すり餌13口も食べた。

餌やりをしたあと、指にじゃれついて遊び始めた。くちばしで何度も噛みます。一度きつく噛んだので、大げさに痛がって見せると、なんと次からは軽〜く噛むようになりました!賢い!つばめがじゃれるとは知らなかった。(→じゃれるつばめの動画はこちら)

とにかく肩や腕に登ってあちこちつついて遊ぶのが好きな様子。私の髪やピアス、洋服など、見るもの全てをつついたり、引っ張ったりと、どんどん好奇心が旺盛になってきた。
慣れないように、と言ってももう手遅れかも・・・。
わたしが部屋に入ろうとすると、既に隣の部屋の網戸の音を聞きつけて目の前でホバーリングしながら待っている。翼を震わせているので餌が欲しいのかと思ってやろうとしても食べなかったり。あれは嬉しい時の感情表現なのかも?長時間部屋をあけていると、甘えて体に登り、頭に乗ろうとする。部屋を出ようとすると飛んできて肩に乗って来る。
夕方最後の餌やりも、一口食べてはじゃれて遊び、また食べては遊び・・・眠くなるまで、繰り返す。人間の子供と同じだ。
こんなに人に慣れてはヤバイと思うが、今更おどかしてもあまり効果はないし(実際きょとんと見てるだけ)、怖がらせて餌を食べなくなっても困るし・・・。
しかし怖いもの知らずになってしまうと、自然界では生きていけない。せめて床に降りるのをやめさせなければ!

腕登り。ほくろが気になるらしくさかんにつつく。
「なんなの?この点点は?気になるぅ」

  

 

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